水処理>光酸化法/促進酸化法(AOP)による水処理

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[光酸化水処理]



プール施設への光酸化法の導入



プール壁や床のタイルに生じるヌルヌルしたスライムを構成する成分の90%以上は微生物で、また水の透明度を悪くする原因の
一つに、細菌の死骸の蓄積があります。
これらの原因を光酸化法は除くので、保守管理のエネルギーや補給水の削減にも寄与します。
光酸化法を利用したプール用水浄化システムでは濾過と塩素消毒に、光酸化反応槽と光活性反応槽(RAC)を加えます。
光酸化循環ラインへは主循環ラインから20%の水量を分岐して流し、遊泳条件あるいは目標水質により適当に増減させます。
オーバーフロー・システムを加えると、補給
水量は一段と節約できます。この方式ではプールの水を、紫外線・オゾンおよび
滅菌用塩素も酸化剤として活用して処理します。オゾンはUVランプで作り、そのオゾンと水中の塩素を活性化して水を浄化する
ヒドロキシラジカル等のラジカルを作ります。オゾン単独でプールの水を処理する場合、水中のオゾン濃度を0.4PPM、接触時間は
4分以上必要ですが、紫外線はオゾンの反応時間を10〜104倍加速します。光酸化反応槽に続くRACでは、活性炭がUZONから
漏れてくる有機性汚濁物をトラップして、それにラジカルがアタックして分解します。


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